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尊敬する上司や先輩のしぐさやしゃべり方を知らぬ間に真似していることはよくありますが、それを積極的に応用して真似るようにすると、出世することは間違いないでしょう。
「出世をしたければ上司の猿真似をしろ」 生き馬の目を抜くアメリカのビジネス界で語られている言葉です。ヘアスタイル、ファッション、コーヒーカップ、車、趣味、そしてしゃべり方まで、とにかく何でもかんでもボスの真似をするのです。 気持ち悪いと嫌われそうな気もしますが、実際には効果が大きく、実践する人は、しない人よりも明らかに出世が早いそうです。 わざと真似をしないまでも、尊敬する先輩や上司と仕事をしていると、いつの間にかしゃべり方や持ち物などが似てくるというのはよくあることです。みなさんも、大なり小なり経験があるはずです。
心理学では、人は「類似性の要因」で、自分と価値観や性格、趣味などが似ていると人に好意を持つ傾向があります。何もこれは男女間にかぎったことではないようです。 同じ学生寮で生活することになった17人の男子学生たちを追跡調査したところ、彼らは次第に趣向、態度の共通したグループ(類似性の要因)を作っていったそうです。 しかも、仲のよい友人に自分と似たパーソナリティを持つと思い込む傾向のあることがわかりました。さらに、自分が望ましいと思う性格に関してはとくにその傾向が強かったということです。
つまり、部長や上司の真似をしているだけで、いつの間にか上司に好かれ、さらに上司に好かれれば出世しないわけがありません。 とはいうものの、男性の上司の場合、ヘアスタイルやファッションを女性が真似るのは難しいかもしれませんが、身振りや話し方を真似ても効果的ですので、女性としては、そのあたりから始めてみるのもいいかもしれません。 真似の原則は、相手の行動に自分を合わせることです。媚びているなどと思わないことです。アメリカのビジネス界では常識的に行われていることです。 |
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