Menu ▼
コンテンツのメニュー一覧
トップページ

やたらと統計数字を持ち出す人が、もっとも危険


何かというと数字を示す評論家や政治家がいます。それで信頼を得ているようですが、すべての数字に真実があるとはかぎりません。

19世紀後半、イギリスで二度にわたって首相を務めたベンジャミン・ディズレーリが面白い言葉を残しています。

それは「
嘘には3種類ある。まず普通の嘘であり、次にいまいまして嘘であり、三つ目は統計である」。



人間は数字に弱いため騙されやすい


統計自体に問題がなくても、私たちはそこから導き出された数字にはコロリと騙されてしまうことがありますね。ディズレーリの言葉は、それをうまく言い当てているのです。

なぜ騙されてしまうのかといえば、人には「数字信仰」とでもいうべきものがあるからです。たしかに「1+1=2」は、誰でも異論を挟めない真実です。だからといって、すべての数字が絶対的なものと思い込むのは大きな錯覚です。

たとえば、内閣支持率は30パーセントを割ると「危険水域」といわれていますが、この数字が意味するのは、足し算の答えのような絶対的心理ではありません。

ある調査は、「無作為に選んだ電話番号(固定電話)」にかけてアンケートをとっている」そうですが、最近の若者には固定電話を持たない人が大多数です。となると、この調査は若者の占める割合が低くなっているわけで、正しい支持率とはいえなくなります。

またある調査では、「昼間に電話をしてアンケートを取った」とされていますが、その時間に自宅にいるのは高齢者と主婦、そして自営業者などにかぎられます。つまり、ビジネスパーソンの答えはごっそり抜け落ちているわけです。こんな抜け落ちがありながら、その数字を信頼できるものとするのは問題があるでしょう。


数字は客観的でもそれを提示した人の主観が込められている


そもそも数字というのは、人間が意味を読み取るものです。
数字には、それを提示した人間の主観が込められています。それを加味せず、「数字は客観的だ」と考えているようなら、あなたは相手の術中にはまっているのです。

逆にいえば、数字を示すと相手を納得させやすくなるわけです。

このテクニックを応用すれば、会議や議論が苦手な人でも、心理的に相手をリードすることができます。

発言やプレゼンテーションの際、少なくとも10個以上統計数字を入れてみましょう、その場合、政府発表や調査機関が公表したものなど、数字の出所がはっきりしているものであれば、さらに効果的でしょう。





職場やオフィスでの癖で本音や深層心理がわかる
【しぐさや言い方でわかる本性と心理テクニック】
何気なく体に触れる人は、警戒心を解きたい
電話で盛り上がった話を中断すると
イベントの前に言い訳をする人は、「プライド」が高い
「おごってやるよ」は、人より優位に立ちたい心理が
胸のボディランゲージでそ人の気持ちがわかる
腕の組み方で分かる性格や深層心理
丁寧すぎたり相づちをやたら打つ後輩の心理は
上司の長話を中断させる心理的手段
企画書の根回しには「小耳にはさんだ」が効果
「自由にしていい」という上司ほど厳しい
やたらと統計数字を持ち出す人が、もっとも危険

生まれ日で分かる性格診断
12星座+血液型
男性に愛される女性の特徴
男を落とす恋愛テクニック
結婚するなら、こんな男がいい!
男性心理・女性心理
男心がわかる恋愛心理講座
仕事のできる男と仕事のできない男との違い
陰陽学
心の裏をズバッと見抜くブラック心理学
ことば・ことわざ・故事の語源
メールテクニックでモテる男・モテる女になろう



Copyright (C)2015. しぐさ・癖・見た目でわかる性格・恋愛心理・深層心理. All rights reserved.