Menu ▼
コンテンツのメニュー一覧
トップページ

「自由にしていい」という上司ほど厳しい


会社などで所属していると行動が制約されます。「自由にしていい」といわれても、結果的に管理されている場合があります。

大手スーパーにセルフレジが導入されるようになっています。買い物客が自分で商品のバーコードを読ませ、精算する仕組みです。それでなくてもスーパーは利益率の低い商売ですから、「それで損をしないのだろうか」と心配になりますが、ごまかす客はほとんどいないようです。



人間の心理は全面的に信用されると自己規制が起こる


セルフレジに関しては、コンピュータによってしっかり管理されているせいもあるのでしょうが、たしかに人間の心理には、全面的に信頼されると心の中で自己規制が起こり、ごまかそうという気持ちが失われる傾向があります。


社員管理にもこの心理が利用され、さらに管理されている


最近は、企業内の社員管理にも、この心理がさかんに利用されています。つまり、社員を自由にしていると見せかけて、実はいままで以上に管理しているわけです。この手法を
セルフコントロール・マネジメントといいます。

@ 食堂のレジを廃止して自己申告で支払い

ある企業が工場を新設した際、人員削減のために食堂のレジ係を廃止しました。支払いは自己申告で行われるようになりましたが、次第に回収金額が減ってきたのです。

そこである幹部は、「道義も地に落ちたものだ。君たちは恥ずかしくないのか!」という嘆きの言葉を社内報に掲載しようと考えましたが、熟考の結果、「昼食料金の回収率は何割」と客観的事実だけを掲載するに留めました。その結果、ごまかす社員がいなくなったそうです。

A タクシー代を使いすぎた営業マンの例

また、ある会社の管理職は、つきに10万円以上のタクシー代を使った営業マンを呼び出しました。彼は叱られるものと覚悟していましたが、その上司は「いくら使おうが、それ以上に稼いでくれればいい」としか言いませんでした。その結果、翌月から彼が使うタクシー代は半減し、売り上げは逆に伸びたのです。

しかし、好結果を出すため、営業マンは自分の肉体と時間を犠牲せざるを得ませんでした。

このように、セルフコントロール・マネジメントは、やりようによっては厳しい管理システムともいえます。優しい上司の心の中には、もしかしたら思いもしない計算が隠されているかもしれませんから、注意が必要でしょう。





職場やオフィスでの癖で本音や深層心理がわかる
【しぐさや言い方でわかる本性と心理テクニック】
何気なく体に触れる人は、警戒心を解きたい
電話で盛り上がった話を中断すると
イベントの前に言い訳をする人は、「プライド」が高い
「おごってやるよ」は、人より優位に立ちたい心理が
胸のボディランゲージでそ人の気持ちがわかる
腕の組み方で分かる性格や深層心理
丁寧すぎたり相づちをやたら打つ後輩の心理は
上司の長話を中断させる心理的手段
企画書の根回しには「小耳にはさんだ」が効果
「自由にしていい」という上司ほど厳しい
やたらと統計数字を持ち出す人が、もっとも危険

生まれ日で分かる性格診断
12星座+血液型
男性に愛される女性の特徴
男を落とす恋愛テクニック
結婚するなら、こんな男がいい!
男性心理・女性心理
男心がわかる恋愛心理講座
仕事のできる男と仕事のできない男との違い
陰陽学
心の裏をズバッと見抜くブラック心理学
ことば・ことわざ・故事の語源
メールテクニックでモテる男・モテる女になろう



Copyright (C)2015. しぐさ・癖・見た目でわかる性格・恋愛心理・深層心理. All rights reserved.