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演劇では、出演者は大げさな手振りで感情を表現します。これは腕の動きも口ほどに雄弁ということを示しています。では、腕のしぐさは、どのように読み解けばいいのでしょうか。
ひと口に腕の組み方もといってもさまざまです。交渉相手が腕を組んだら、それからどのような動きをするかに注目してみましょう。
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腕を組みながら体をゆする人
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残念ながら、相手はあなたの話を真剣に聞いていないようです。暇つぶしのためにつき合っているだけです。つまり、いくら熱心に説得しても時間のムダということです。最初からこの話はなかったものと諦め、他のところを当たるのが賢明です。
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頭の後ろで手を組む人
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戦争の捕虜がよくこういう歩図をとらされています。これは、相手に対して「私は戦う意思がありません」ということを伝えるポーズです。交渉中に相手がこのポーズをとった場合は、「話はわかった。キミにすべて任せるよ」という気持ちと考えていいでしょう。ちなみに、すべて任せるといっても投げやりな気持ちではなく、あなたが信頼されている証拠ですから喜んでください。
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背中で腕を組む人
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じっくり話を聞いてくれている、あるいは親身になってくれていると判断していいでしょう。こういうポーズをとるのは優しい心の持ち主で、相手を不快にさせまいと心がけている思いやりのある人です。信頼できる人なので、きっと力になってくれるはずです。
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腕を上げて背伸びする人
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あなたと一緒にいることに疲れたというサインです。これ以上交渉を続けても迷惑がられるだけですから早く切り上げましょう。どうしても最後まで聞いてほしい商談や打ち合わせの途中でこのしぐさが見られたら、「お疲れだとは思いますが、もう少しおつき合いください」と一声かけましょう。
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膝に手を置き、腕を突っ張る人
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あなたのことを威圧しようとしているしぐさです。もし、商談中にこのような態度が見られたら、見込みはありません。これ以上の交渉はムダなので、新しい条件や企画を用意してきたほうがいいでしょう。
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