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人間は、失敗したときに上司から怒られたりするものですが、そのときの部下の言い訳やその反応の仕方で、その部下の本質がわかるし、デキる男かどうかも分かってしまうそうです。 今回は、そのあたりの心理を紹介しましょう。 上司がミスを犯した部下を怒らなければならないことは、組織上、当たり前の風景ですが、そのときの部下の反応を見れば、彼がどの程度デキる男か、あるいは有能な男かどうかを判断することは、現在のビジネス社会では絶対に必要なことでしょう。
最近の新入社員や部下は、上司が過ちやミスに対して思いっきり怒鳴って指摘すると、反論はおろか、押し黙ってしまい人が多くなっています。彼らは学校でも家でも甘やかされて育ったせいか、怒られることに慣れていないため、反論する以前に頭が真っ白になって何も言えなくなっているだけなのです。 上司からすると、黙ったまま突っ立っていると、部下が自分の指摘を聞いているのかいないのか分からず、逆に頭に血が上ってしまうこともあるでしょう。 そんな男は、とてもデキる男にはなれないでしょう。
怒られたときに、つまらない言い訳をして釈明などしてしまうと、さらに怒りに油を注ぐようなことになるでしょう。 ですが、理路整然と筋道の通った言い訳をする人は、自分の過ちを冷静に分析している可能性があり、二度と同じ過ちはしないし、同じミスを繰り返さないように努力もするでしょう。 こういう人は、失敗は成功の元ではありませんが、将来、出世する男と言えるでしょう。
上司に反論できる人は、自分が信念を持って仕事を遂行しようとしている姿勢が見られるため、自信がある証拠です。どんなときにも、言い訳ではなく、反論できるほどの意見を持って上司に直言できる人なら、間違いなく有望株で「デキる男」と言えます。 上司としては、こんな部下こそ大切にして、育て上げることが、自分にとっても良い結果につながるでしょう。
こういう簡単にペコペコと謝ってしまう男性は、「その場をうまく乗り切ったらいい」と考えているだけですから、同じ過ちを繰り返す可能性は高いはずです。 やはり将来性のある男なら、過ちの原因をつきとめ、その改善策を提示して次に活かそうとするはずです。何も改善策や意見がないというのは、出世する男の資質は持っていないと考えざるを得ません。 人間は、誰だって怒られたくはないものですが、その対応によっては、「デキる男」を演出することができるし、またその反応を観察することで男の技量は推し量れるものです。 |
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