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うっかりミスは誰にでもあるものですが、それでもやたらミスが多く目立ってしまう人はいませんか。 あるいは、仕事はできるのですが、朝はよく遅刻をしてくる人はいませんか。 こういう人の心理には、意外な本性や本音が潜んでいるのです。
ふつうの場合、うっかりミスや遅刻はそれほど多くはなく目立つことがないのに、何かの機会で急にミスや遅刻が多くなる人がいるものです。 こういうタイプの本性、本音には、感情の起伏が大きくて、やる気のあるときとないときの差が大きいという心理が隠されています。 やる気ムンムンのときは、集中力を発揮して、仕事に燃える人です。そういう打ち込んでいるときには、うっかりミスや遅刻などはほとんどありませんが、仕事に行き詰るなどして、やる気が失せてしまったときには、うっかりミスは多発し、遅刻も多くなるものです。 誰でもいっしょですが、いやいや仕事を残ってやらされたり、休日にしぶしぶ出て行って他人の仕事を手伝ったりしているような場合には、当然、気乗りがしないわけですから、いい仕事などできるはずがなく、字の間違いなど単純ミスが増えるものです。 そして、見直しなどもやる気があるときには、何回もチェックしますが、気乗りのしない仕事の場合などは、ノーチェックにしてしまいます。
遅刻が多いのも、ミスが多くなるのと同様の本音が潜んでいます。 やる気があるときは、自然と早起きになって、さっさと会社に向かうものですが、やる気が失せていると、会社に行くのもだんだんとイヤになり、ついつい布団の中に長くいることになって、遅刻してしまうのです。 一般的なサラリーマンなら、イヤな仕事を押し付けられても、むやみにやる気をなくさない程度に感情をコントロールできるものです。 「この仕事を無難にこなして、自分評価を上げよう」とか「自分の苦手な分野なので、この際、スキルアップを図ろう」などと、前向きで積極的な思考で対応できるものですが、感情の起伏が大きい人は、心の切り替えがうまくできないのです。 もともは、気まぐれなで偏屈な人が多く、何ごとも好き嫌いで動くような、大人の対応ができない人なのです。 |
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