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すぐ言い訳して責任逃れする人の心理と対処法


仕事をしていれば、たとえどんなベテランであってもミスが起きてしまうものですが、そのときの対応の仕方で、その人の心理や特徴が出てしまうものです。

自分がミスの大近原因となっているような場合、なかには、責任逃れのために、すぐに言い訳をしてしまう人がいるかと思えば、言い訳などするのは恥だと思って、すべての責任を自分でかぶる人もいます、

ここでは、すぐに言い訳して責任逃れをする人の心理や対処法について、紹介してみましょう。

自分だけの責任ではないと思っている


責任のほとんどは、自分にあったとしても、すぐに言い訳を見つけて責任逃れをする人がいますが、こういう人は、自分の非を他人になすりつけて、自分の責任を軽くしようとする傾向があります。

たとえば、仕事の遅い人は、「時間が足りなかった」とか「もう少し早く命令してくれていたら」などと、上司のせいにしたりします。こういう人の心理には、つねに責任を人に転嫁することだけを考えて仕事をしており、重要な任務は任せることはできません。

一番厄介なのは、周囲の人はこの人の実力を適正に評価できるのに、本人だけは仕事ができると思い込んでいる人でしょう。



人に過小評価されたくない


ミスを認めて自分が責任を取ってしまうと、周囲の人から過少評価されて、「ダメな男だ」「ここ一番で役に立たないヤツだ」「信用できないヤツ」などというレッテルを貼られるのを心配しています。

多くの人は他人から能力を認めてもらい、褒められたいと思っているもので、自分を下げる評価はなるべく避けたい行動を取るものです。そのため、「私だけが悪いのではない」とアピールすることで責任逃れをしようとしますが、こういう人は、もともと仕事に自信がないし、能力もなく、ネガティブ思考の持ち主です。

能力が人並み以上にあれば、ミスを認めても、誰からも評価を下げられることはしないし、潔さで逆に評価を高める結果になるでしょう。


ミスで叱られるのが怖い


社会に出て、仕事をするようになれば、ミスをするのは誰でもありますが、やはり組織であるかぎり、ミスによって上司からこっぴどく叱られることもあるでしょう。

責任逃れをする人は、単純に怒られたり叱られたりするのがイヤで、「とにかく、言い訳をして、少しでも責任を回避しよう」という心理が働いています。これらは、子供が悪さをして親に怒られるのを回避しようとしているのと同じ心理であり、幼稚な考え方で、大人としての責任と自覚ができていません。

ミスを素直に謝って反省し、次から、どうやって過ちに対処するかという発想ができていません。


意識的に責任逃れをする


問題なのは、自分のミスであることを明確に知っているのに、それを回避するための知恵に時間をかけている人がいます。要するに「自分の責任を認め潔く謝る」などというのは、無駄な労力だと考えており、どんなことがあっても、人に押し付けようと知恵を働かせているのです。

このように、人に責任転嫁をしたがる人の中には、「なるべく怒られずに、楽をして世間を渡りたい」という人もいますが、このタイプの責任転嫁は、確信犯的な行動であると言えます。

職場でお人好しだと言われているような人は、責任転嫁をするための餌食にされる可能性がありますので注意しましょう。


自尊心が強く、完璧な人間であることとアピールしたい


子どものまま大人になったような人には、小さいころからいくら悪さをしても怒られたことがないため、「自分は特別な存在で、ミスなどすることはない完璧な人間だ」などと思っている人がいます。

こういう人は自尊心が強く、自分の過ちを認めることができないため、他人に責任を押し付けてしまいます。過ちを認めてしまったら、自尊心が傷つけられ、自分の存在価値まで失われるように思い、そのため責任転嫁に意欲を燃やすのです。

自分より弱い立場の人や、気が弱そうな人をターゲットにして、確信犯的に責任転嫁をするのです。



言い訳をする人への対処法


@ 言い訳を徹底的に否定する


基本的に、いつも言い訳して責任転嫁するような人は、理屈で説得しても、馬耳東風で何の効果もありません。口から出るのは「ですが・・」「そうは言っても・・」などと、自己保身のための言葉ばかりです。周囲への配慮などは一切ありません。

そういう言い訳ばかりして責任転嫁する人には、徹底的に言い訳を否定するしか対処法はありません。

そのためには、相手の言い訳をしっかり聞き、言い訳の弱点を探りだすことです。言い訳をするためには、問題を必ずすり替えているはずですから、それを明確にすれば、言い訳を封じ込める手立てが発見できるはずです。

おかしい論理は言い訳をする側ですから、必ず攻略の糸口が見つかるはずです。ぜひ勇気を出して、言い訳を思い切り否定してみてください。

A 言い訳がましい場合は適当に放置

いつも言い訳ばかりして責任転嫁をするような人の顔を見ると、それだけで腹立たしく気分が悪くなる人もいルノではないでしょうか。

こういう人は、人に責任をなすりつけるため、周囲の人たちといつも何らかのトラブルを抱えているものです。

もしも、それらのトラブルがあなたに直接的な影響を与えていないのであれば、あまり積極的に関わる必要はなく、適当に「あ、そう」と言う程度で、無視するとまではいきませんが、適当に放置することも対処法のひとつです。

相槌を打つと、言い訳に拍車がかかりますので、しないことです。

もちろん、相手の言い訳に対して、真っ向勝負を挑むことはできますが、トラブルになるだけで疲れることが目に見えていますので、適当にやり過ごすほうがストレスを溜めなくていいでしょう。

相手の言い訳が自分に大きく関わってくるときには、真剣に向き合う必要もあるでしょうが、それ以外では、最小限に留めておきましょう。

B もうひとつ上の立場の人に援助を求める

とくに、上司と部下の関係で、上司が部下に責任を押し付けようとする場合には、自分の立場を最大限に利用する能力に長けており、部下が否定することさえできないような状況に追い込まれることがあります。

つまり、部下が言い返せないのをいいことに、自分の主張を強引に押し通そうとしたりするのです。

組織では、理不尽な上司の要求も聞かなければ、ほかの自分の仕事にも支障が生じかねないので、なかなか徹底した反論はできないものです。

そういうときには、上司よりももうひとつ上の立場にある人に事実を報告し、注意を促して助けを求めるのも、いい対処法です。

責任逃れをするような人は、組織の上下関係には弱いので、強い立場の人にはぺこぺこのはずです。





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