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★誰でも自信がないときは声が弱々しくなり、自信があるときは声にも張りが出るものです。 声と自信は基本的に比例関係にあります。 だから相手にどれくらい自信があるかを知るには、声を聞くといいのです。 自信のある人は、声が大きく、話すスピードが速い、そして休まず一気に話すという特徴があります。 メールでのやりとりでは自信満々のように思えた人でも、実際に会って声を聞いたら小声でボソボソと話す人だったら、本当は自信がないのかもしれないと疑って見ましょう。
自分の本音や感情をなかなか表に出さないのがポーカーフェイスです。ポーカーフェイスは本当の姿や真意がつかみにくいものですが、じつは、「ポーカーフェイスである」ということが、その人を知る重要な手がかりとなります。 ★そんな人は、「なかなか自分を表に出すことができない引っ込み思案な人」で、「本音が出せない神経質な人」の場合もあります。 性格がポーカーフェイスという形になって表れている人には、「大丈夫だよ」のひと言をかけることでガラリと打ち解けられる場合も多いので試してみるといいでしょう。 もちろん、この「大丈夫」は、「私の前では素の自分を見せても心配いりません」という意味であります。
座ってあなたと話している相手の心理状態を知りたいのなら、ひそかに相手の脚の開き具合をチェックしてみましょう。 ★脚を軽く開いて座っているなら、相手はあなたを信用して心を開いているはずです。一方でしっかり脚を閉じてしまっている人や、固く脚を組んでいる人は、あなたに対して緊張していたり、不安を感じていることを表しています。 このように脚に力が入っているかどうかを確かめることで、体に力が入って緊張している、つまり心を閉ざしてしまっているかを見極めることができます。
自分も相手もお互いに椅子に座って話をしているときに、相手の心理状態が無意識に表れてしまうところが手です。 ★もし、話をしている相手がペンや椅子の肘掛け、あるいは女性ならハンカチなどをギュッと握り締めていたら、相手は何かに不安を感じています。 そんなときには、まず相手の心配事がどこにあるのかを探って不安要素を取り除いてあげれば、固く握っていた手もしだいにほぐれていくはずです。つまり、相手の本音を読み取るには、椅子に座って話をするのもひとつの方法です。
会話をしているのに相手の足元を見ると貧乏ゆすりを始めています。こんなときは、どう受け止めて、どう対応するのがもっともふさわしいのでしょうか。 ★貧乏ゆすりは、じつは不安や緊張感が高まっていることのサインです。脚を小刻みに揺らすことで脳に断続的な刺激を送り、その不安や緊張を和らげているのです。 だから貧乏ゆすりを始めたら、何か相手にとって不都合な話題が出てきたのだと察して話題を変えてあげるのがいいでしょう。
緊張を強いられる相手と同席した場合には、足はきちんとそろえて座るものですが、多少リラックスできる間柄なら足を組むこともあるでしょう。 ★この足の組み方でも相手の心理を読み取ることができます。 もっともわかりやすいのは並んで座った場合です。 @ 上になった足が自分のほうに向けられていれば、相手が好感を抱いていたり、話に興味を持っていることを示します。 A 逆に、上の足が自分とは反対側を向いているなら、あまり関心を抱いていないということになります。これは組んだ足で自分をガードし、相手との距離を保とうとしている心情の表れです。 もし、相手の組んだ足が自分のほうに向いていないことに気づいたら、話題を変えるなどの工夫が必要かもしれません。
★足を交差させて立つ、あるいは交差させた足のつま先だけを地面につける。 この立ち方は、相手がリラックスしている、話に熱中していることを示しています。 足を交差させれば、当然安定は悪くなります。警戒している相手の前では、けっしてこのようなバランスの悪い姿勢はとらないはずだからです。 つまり、立っているときの足を見れば、相手が抱いている好意の度合いがわかるのです。ただし、気弱な人も足を交差させるポーズをとることがありますので相手をよく観察して判断することです。
★合コンで「手相を見せて」というのは少々古いやり方かもしれませんが、もしも話をしている相手の手のひらが頻繁に見えたら、相手は自分を信頼してくれていたり、好意を持ってくれていると思ってもいいでしょう。相手はまさに「手の内」を見せているのです。 逆に、自分が相手に対して手のひらを見せていることに気づいたら、それはいつの間にかその人に心を許している証拠です。
★相手がどうしてほしいかという意思表示は、その人の視線に表れるものです。 たとえば、会社で新規プロジェクトに関してのミーティングをしているときに同席している同僚が上目づかいの視線を送ってきたら、「自分にはアイデアがないので助けて欲しい」というサインです。 こういうときはあなたが主導してプロジェクトを進めましょう。 このように人は甘えたり、受身になりたいときに上目づかいをするもので、逆に見下ろすような視線を浴びせてくる人がいたら、自分でその場を取り仕切りたいと思っている証拠です。 そんなときは、反発せずにその人に任せてみるのがいいでしょう。
★話の途中で相手の瞳がキラリと輝きだしたときは、話を盛り上げるチャンスです。 @ 人間は、興味があると瞳孔が開き、瞳が輝いたように見えます。相手の動向が開いているように見えたら、その話題は相手にとって興味があるものだということです。 そのサインを見逃さずに会話を大いに盛り上げることができれば、相手からの好感度もぐっとアップするでしょう。 A 逆に、瞳孔が収縮するのは興味なしのサインです。瞳孔の収縮は、自分でコントロールできないので本心が正直に表れてしまうのです。 相手の表情が硬くなったと感じたら、ダラダラと話を続けずにさっさと話題を変えるのが無難です。
★もし話をしている相手が腕組みをしたら、残念なことに相手はまだあなたに対して100パーセント心を開いていないことを意味しています。 腕組みという行為は、ある種の自己防衛本能が働いていることを意味するからです。 安心してもらうためにはまず、自分の心をもっとオープンにして理解してもらえるようにしましょう。 |
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