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「ですから」「だから」を多用する人の心理


かつて、「ロジカル・シンキング」という言葉が流行りましたが、ビジネスの場では、論理的に話せる人が有能と評価されもので、そのほうが「説得力」がある、と考えられるからです。

日本では、『ロジカル・シンキング』(照屋華子・岡田恵子, 東洋経済新報社, 2001年)以来、主にコンサルタント系の著者たちにより、ロジカル・シンキングのための様々なツールや手法が、論理学から離れて企業向けに提唱され、ビジネス書のブームとなった経緯もあります。

自信がないので、説得力を持たせたいという心理


具体的には、企画提案の会議シーンでも、よく見られますが、この言葉を使う人の本音には、どういう思いがあるのでしょう。

たとえば、「この商品のマーケット市場は、まだまだ若い女性向けに伸びる要素が多分にあります。ですから、あの女子大の近くへの出店を皮切りに・・・・」などと、「話の途中に『ですから』」などの接続詞を多用すると、何か説得力があるように感じられるものです。

ただ、やみくもに、「ですから」「だから」という言葉を使ったからといって、論理的で説得力があるわけではありません。

ところが、説得力に自信がない人間は、やたらと説得力を持たせようと、論理的整合性がないのに、「だから」という言葉を連発するのです。

彼らは、「だから」「なので」を使うことで、形だけでも自分の言うことに説得力を持たせたいと思っているのが本音で、それは自信のなさの裏返しになっているのです。


自信のある人は「ですから」「だから」は使わない


本当に自分の話、あるいは説明書が論理的に構成されていれば、接続詞などはなくても十分に説得力を持つものです。

「この商品のマーケット市場は、まだまだ若い女性向けに伸びる要素が多分にありますので、あの女子大の近くへの出店を皮切りに・・・・」

というように、文章のつながりだけで、十分に説得力を持たせられるはずです。

ですから、そういう「だから」を連発するような人を相手にしたときには、その「だから」につづく意味が分からないのですが、説明してもらえないですかと、尋ねると良いでしょう。

相手も、しどろもどろになるはずです。





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