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「私は」などと一人称言葉を使う人の心理


最近、若い女性の会話などを、それとなく聞いていますと、「私って・・・」などと一人称の言葉を多用している人がいますね。

ここでは、一人称の「私は」が口グセになって多用している人の心理について、検証してみましょう。

自己中心的で周囲に対する配慮がない


@ 自分のことしか話さず周囲がしらけている


たとえば、「私って、人からは○○に見られているじゃない」などと、すぐに自分の話を話題に持ち出そうとするタイプです。

しかも、「私って○○だと思われているでしょ」などと、当然、自分のことはみんな知っているという前提で話しているから、不思議でしようがありません。

ところが、誰も、それほどまでには他人のことには興味がないので、「私って、意外と△△なんですよぉ」などといわれると、しらけた気分にさせられます。

A 自分の話を強引に持ち出し自慢話をする

また会社などでは、年配の上司などが、自分の話を強引に持ち出してくるようなことがあります。

たとえば、仕事上で、問題やトラブルが生じたときなどは、「そういえば、昔もこれと同じようなトラブルがあってねぇ」などと言って、自分の話を始めるのです。

聞いているほうは、当然、解決策の糸口を示してくれるものだと期待しているのに、けっきょくは何の糸口にもならず、延々と自慢話を聞かされただけで終わるケースが多いものです。

いずれにしても、自分のことを中心にしゃべる人の本性や本音は、基本的に自己中心的で、相手への気配りなどできず、自分の話を聞いてくれれば満足するだけなのです。


二人だけの会話で、「私は」と言う場合は心を開いている


ただ、「私は・・」とか「ボクは・・」などと話す場合でも、二人だけの関係で話す場合には、必ずしも自己中心的だというわけではありません。

あなたと彼が初めてデートをしたような場合、あなたは彼に自分ことをいろいろと知ってもらいたくて、「私の両親は・・・」とか「私の趣味は・・・」などと言って、自分をさらけ出すことがありますが、これなどは相手に心を開くことで、相手にも心を開いてもらいたいと考えているのです。

ですから、とくに恋人同士が一人称を使うような場合には、相手ともっと心を開いて親密になりたいと考えているので、自己中心型の一人称ではないことも知っておきましょう。





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