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「ダメでしょうが、○○しておきます」は計算高い


いい大人にも、自分のことをことさらへりくだる人がいます。「こんな企画、どうせダメでしょうが、提出しておきます。「ダメもとの話ですが、いちおう申し上げますと」などと、ひと言ひと言へりくだってみせる人です。

謙虚ではなく失敗したときの自己弁解


そういうタイプは、一見、謙虚な性格のように思えますが、本性もそうだとはかぎりません。謙虚な性格ではなく、自己弁護的な性格であるため、「ダメでしょうが」と前置きするタイプもよくいます。

@ 失敗を恐れている

そういうタイプがもっとも恐れるのは、失敗です。失敗すると、周囲に何を言われるか分かりません。上司からの叱責は怖いし、同僚から笑われることにも耐えられません。むろん、部下になめられることも我慢できません。

もちろん、普通の大人は、失敗も覚悟でチャレンジしなければ、結果が得られないことを知っています。失敗したって、それを教訓にしてつぎに取り返せばいい。

誰しも失敗は怖いですが、その恐怖心を抑えこむ心の機能を備えています。そういう大人は、いちいちへりくだったりはしないものです。

A 失敗を恐れて最初に自己弁解をする

ところが、自己弁護的な性格の人は、失敗を強く恐れていますので、どう前置きしておけば失敗後の体面が保てるか、そればかり考えているのです。

そして、「どうせダメでしょうが」「ダメもとですが」とへりくだり、予防線を張ろうとするのです。あらかじめそういっておけば、その後、失敗しても、周囲から「本人もわかっていたのだな」と見られると期待しています。

B 成功したときの評価蛾高まることも期待

もちろん、成功すれば、しめたものです。「どうせダメでしょうが」という望みの薄い仕事を成功させたのだから、周囲からの評価はさらに高まるだろうと、計算を働かせているタイプもいます。


態度を保留する人も自己弁解タイプ


同様のことは、何かにつけて態度も保留にする人にもいえます。

たとえば、上司や部下から判断を求められたとき、「しばらく考えさせてください」「ちょっと待ってくれ」といって、すぐには判断しない人がいます。そういうタイプは、熟慮を重ねて決断したいわけではありません。彼らもまた、自己弁護的なタイプなのです。

自分の判断が失敗を招くことを恐れるあまり、すぐに判断せず、失敗したとき、どう自己弁護するかをまず考えます。そうして、態度を保留にするうちに状況が変化し、自分の判断が必要なくなることを潜在的に期待しているのです。





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