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いつも、雑談などをしているときに、途中で勝手に話に参加してきては、自信たっぷりで何でも知っていると言わんばかりに断定口調で割り込んでくる人はいませんか。 知ったかぶりで面白く話すのは許せるにしても、ほとんど根拠らしいものもなく、自分の薄っぺらい経験などから、曖昧で根拠もないのに、断定的にものを言い切ってしまうのです。 客観性がないため、本人は経験から納得していても、他の人には当てはまらないことだってたくさんあります。 ここでは、知ったかぶりで断定的に言卯人の心理を検証してみましょう。
自分の趣味の話とか、経験談から話すのは、周囲も適当に聞いて流せるでしょうが、社会情勢や政治的なことにまで、自分の出した結論「だけ」が常に正しいと思い込んでいる人がいます。 他人がフォローの意味でもっと慎重な意見や対立する意見を出すとわざわざ否定したり、反対に自分に近い意見が出るとわざわざ褒めたりといったことまであります。
知識が豊かなことと、相当な自信家に思える性格のようですが、深層心理は違うのです。 「キミはこういう意見のようだが、それは、こういう理由で間違っているよ」 「この件に関しては、○○で間違いないよ」 このように断定されて言われてしまうと、あとの言葉が出ないし、そういう物言いに圧倒されてしまう人もいるでしょう。 これは、ある意味では、心理的に自信がないため、それを悟られないように、断定的な言い方でカバーしようとしているだけなのです。
もともと、物事の本質を見極めることのできる人は、自分が知っている部分と知らない部分を自分なりにしっかりと理解できていますので、断定的な話し方などしないのです。 自分の知っていることは、しっかり説明はするでしょうが、知らないことについては、「その事柄は調べてみないと分からない」などと明確に答えるものです。 白黒を明確にできるということは、しっかりと物事を理解しているからできることで、それは自信の表れなのです。 しかも、聞かれたことを、たとえすべて知っていたとしても、断定的に話すことはありません。この世の中はすべて相対的なものであり、絶対とか断定できるものなどは、何ひとつないことを知っているからです。 |
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