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会社の中にも、企画会議などで、新企画の説明などを流暢にスラスラと、その上早口でしゃべりまくり人がいませんか。 こういう人は、「立て板の水」とはよく言ったもので、よどみなくスラスラと早口で話をするため、聞き手としては、どこで相槌を打とうか困ってしまうくらいです。 ここでは早口でしゃべる人の性格や心理についてご紹介しましょう。
一般的に早口でしゃべる性格の人は、頭の切れが鋭く頭の回転の早い人が多いようです。 何ごとも頭が切れるだけに、頭の中で結論がすぐに出てしまうこともあって、物ごとの見極めが早いのはいいですが、それが裏目となり、すべてわかったと早合点してしまうことも多いのです。 ただ、そういう早口の人の本性は、頭が良いだけに、頭の中で結論を得て、地道な検証とか地道な努力を嫌う傾向があって、じっくりと物ごとに取り組み続けるということが苦手ということにもつながります。 心理学において頭の回転の早い人は、あきっぽいところがあると分析されています。
また、いつもは普通のスピードでゆったりと話す癖のある人が、急に早口になって突然まくしたてたりして驚かされることはないですか。 だいたいこんなときは、深層心理に不安や恐怖が隠されていることが多いと考えられます。 たとえば、人に何かを説明しているときに、あまり自信がない説明部分に来たり、あるいは、話の流れが自分に都合の悪い方向に向かうようになりますと、心の中に不安が生じ、その場を早く切り抜けようと、ひたすら言葉を口に出しているというわけです。 人は興奮したり緊張したりすると、話のスピードが上がりがちになるものです。 あなたも話している途中で「これはまずい」と思ったとき、急に早口になってしまったことはないでしょうか。
また、声のトーンにも注意しましょう。 誰でも自信のあるときとか、自分の得意な趣味の話になるとか、あるいは興奮しているようなときには、声の大きさは自然に大きくなっているものです。
反対に、小さな声は、自信がないときや過度に緊張しているときです。 確信の持てないものについて説明しなければならないときや、はじめて会った人にどう話を切り出したものか迷うとき、早口で、しかも小声になってしまう傾向があります。 今度、早口の人に出会ったら声の大きさにも注意を払ってみましょう。 心の内側が見えてくるかもしれませんよ。 |
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