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自分自身のことを、「俺は〜」「私は〜」「自分は〜」などと言うことがありますが、この呼ぶ方の癖で性格や心理が分かります。 あるいは相手のことを「キミは〜」「お宅は〜」「あなたは〜」「そちらさまは〜」などと呼んだりしますが、やはり性格はあらわれています。 ここでは、相手や自分をどのように呼ぶ癖があるかで、どういう性格・心理があるのかをご紹介しましょう。
@ 「わたし」と言う人の性格・心理 自分自身を指す言葉として「わたし」と改まって表現することがありますが、一般的な使い方としては、職場で使うことが多いのではないでしょうか。これを友達関係やプライベートの場でも、ことさら意識して使うようなら、少し大人としての意識を相手に与えたいと思っていたり、自分を大きく見せたいと思っているところがあります。 A 「ぼく」と言う人の性格・心理 成人した男性が「ぼく」、女性が「あたし」などと癖として使うのは、やや子供っぽさが残り幼児的な気質を持って優しさもある反面、気まぐれな一面も持っている男性で、振り回される可能性大でしょう。また、自分に対する厳さはやや不足します。 B 「自分は」と言う人の性格・心理 今は亡き高倉健さんが、かつてテレビCMで、「自分は不器用ですから・・・」と言っていたのを覚えていますか。 スポーツ選手とか男だけの世界などでは、よく自分のことを「自分は・・・であります」などという癖のある言葉づかいをする人がいますが、やや男臭さと硬派的な雰囲気を醸し出しており、女性らしさをできるだけ排除していることをアピールしているのです。 上下関係にけじめをつけることを生きがいに感じており、相手に対してへりくだった表現でもあります。 C 「俺」とか「わし」と言う人の性格・心理 「俺」とか「わし」を多用する人は、気さくなつき合い方を求めています。女性に「俺」と言う男性は、女性と遠慮なく付き合いたいと思っていますが、少しデリカシーに欠けるところがあります。 また、女性の中には、たとえば、「由紀は〜」「久美は〜」などと、自分の名前を使う人がいますが、もし、成人しても使っているなら、プライベートと公の区別ができず、社会人としては失格で、責任感も希薄なところがあります。
職場内での会話や、あるいは職場に人が訪ねてきたような場合、そのときに相手の呼び方を聞いていると、いろいろな言い方があります。 @ 「そちらさまは〜」「お宅は〜」と呼ぶ人の性格・心理 一般的には、初めて会う相手に対しては、「そちらさまは〜」「お宅は〜」「あなたは〜」などと言いますと、これは他人行儀な言い方で、親しい間柄ではそういう呼び方はしないものです。 A 「キミは〜」などと呼ぶ人の性格・心理 「キミは〜」などと呼ぶこともありますが、これは明らかに上下関係を意識した言い方で、相手を年下とか目下に見ている人です。あえて、そのように上下関係にこだわった言い方をする人は、権威主義的で、内心は臆病で小心なのです。 プライベートの出会いなどでは、いきなり名前で呼んでしまう人がいますが、これはできるだけ早く親密な関係になりたいと思っているのです。とくに意識して何回も名前を呼ぶ人は、親しさを演出している可能性もあるので、交渉相手なら要注意です。 |
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