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会って間もないうちは、相手がどんな人物なのかわからなくて不安に感じるものです。そんなときは一緒に寿司屋に行ってみましょう。 その相手が食べたいものをどんどん注文するか、それてもお任せを頼むのかを観察するのです。 ★自分で好きなものを注文できる場面で、あえて「お任せ」を選ぶ人は他人を信頼するタイプです。 見方を変えると、あれこれ注文しなくても寿司が出てくるのなら手間が省けて楽だ、という考え方をしていることがわかります。 つまり、相手のやり方に合わせられる人ということです。そこであなたが率先して動けば、随所でフォローをし合える関係が築けるかもしれません。
★使っている手帳を見れば、だいたいどんな人なのかわかります。 @ たとえば、システム手帳を愛用している人は、合理派であります。無駄をできるだけ省き、必要なものをいつも持ち歩きたいと思っています。 問題を解決したいときやプロジェクトを進めたいとき、システム手帳派には数字の分析などをもとに理詰めで構成したほうが話がしやすいです。 A では、大きなビジネス手帳を使う人はというと、動きながら情報を蓄積する理論派です。ビジネス手帳派とは一緒に動きながらアイデアを出し合って、問題点を解決していくほうがうまくいきます。 さらに、手帳で相手の性格や素質を見抜いたら、その長所をうまく生かして最大限の結果を引き出すことです。 たとえば、分厚いビジネス手帳を持つ人に新しいアイデアを出させてみるとか、手軽なシステム手帳を持つ人に新しい得意先の開拓を任せる、といったことができれば、まさに適材適所でしょう。
★初対面の人に「そばは何が好き?」と聞いてみましょう。 @ あっさりとしたざるそばが好きなら、おそらく比較的協調性がある人でしょう。いろいろな意見に惑わされやすいという一面もありますが、一度決めたことには従うタイプです。 A 一方、ざるそばよりも食べ応えのあるてんぷらそばや肉そばなどを好む人は、自ら率先して動くリーダータイプであります。 そば屋に行かずとも、好きなそばの種類をたずねて「ざるそば」と答えるようなら、チームワークを大切にする人だと。
★メニューの注文の仕方にもその人の本音が表れます。 @ たとえば、人数が多くても少なくても、同席した人と同じものを注文する人は、長いものにまかれるタイプです。仲間はずれにされるぐらいなら、周りの意見に従おうと考えています。 そういう人に何か斬新なアイデアを求めても、参考になる意見は得にくいかもしれません。 A 一方、どんなときでも自分が食べたいものを注文するのは、マイペースな人です。その人なりの面白い意見を聞ける可能性は高いですが、半面、猪突猛進の傾向もありますので、うまく舵取りをする必要があります。
最近は帽子がファッションアイテムとして定着しつつあります。ふだんから帽子をかぶる人も少なくありませんが、日本の場合、屋内では帽子をとるのが礼儀です。 ★そうであるにもかかわらず、あえて部屋の中でかぶったままを貫いている人は、見られていることを気にする自意識過剰な人です。 もしかしたら、その人にとって帽子はコンプレックスを隠すためのアイテムかもしれないので、そういう人を相手にするなら、あえて帽子のことには触れないほうがいいでしょう。 反面、帽子は相手の目につくという点を利用し、自分が個性を演出したりアピールしたりするときに、帽子をかぶってみるのもいいでしょう。
★どんな服装をしているかで、その人の性格がある程度わかります。 @ たとえば、流行のスタイルに敏感で服装がコロコロと変わる人は、「人に合わせたい」という気持ちが強いです。つまり周囲に乗り遅れて仲間はずれになるのが怖いのです。 そういう人を誘うなら、「○○さんも、△△さんも一緒ですよ」と誘えば、関心を持ってくれるでしょう。 A 逆に、流行にまったく関心がなさそうな服装をしているのは、わが道を行くタイプです。 少々付き合いづらいかもしれませんが、ぶれない信念の持つ主であるともいえます。そういう堅実な側面を褒めつつ、じっくりと付き合いたい。
★ど忘れ、言い間違い、聞き間違い、書き間違いなど、日常ではうっかりミスがよく起こります。 心理学ではこうしたミスを「錯誤行為」と呼びます。無意識の中に抑圧されている本音が、思わず言動に現れて失敗してしまうのです。 たとえば、乗り気でない仕事だと、相手の名前をど忘れしたり、打ち合わせの日時を間違えたりしてしまったりします。それほど気にかけることはないかもしれませんが、こんな「つい、うっかり」の行為から本音が読み取れるものです。 ビジネスの面でこうした物忘れが多ければ、仕事にやる気をなくしている可能性が高いです。 こういう人物には大きな仕事は任せない、あるいは愚痴や悩みを聞いてやるなど、仕事をスムーズに進めるために工夫する必要があるでしょう。
★リーダーを選ぶなら、大きな口で、しっかりと声を出して笑う人がいいでしょう。 笑い方にはそれぞれの性格や特質が反映されるからです。 ある調査によれば、口を大きく開けて大声で笑う人は、口を閉じて静かに笑う人よりリーダーシップに優れているという結果が出ています。 いい例が、アメリカのバラク・オバマ元大統領は、彼を思い浮かべるとき、真っ先に連想するのはあの笑顔でしょう。 もしリーダー選びに迷うことがあったら、その人の笑い方で選ぶのが無難です。
服装と同じでヘアスタイルにも流行がありますが、流行に合わせてしょっちゅうヘアスタイルを変えている人は子供っぽい傾向があります。 ★人気のモデルやアイドルの髪型を見て「この髪型にすれば、あの人みたいになれる」とすぐに真似をしてしまうのは、自分の個性やスタイルがまだ定まっていない証拠で、幼児性が強いのです。 こういう人が髪型を変えてきたら、「今度の髪型かっこいいね」と大げさに褒めてみましょう。 本人は「そんなことないよ」と謙遜しつつも、内心では子供みたいに大喜びしているはずです。
@ カラオケで演歌を熱唱している人がいたら、間違いなく「人情派」でしょう。 演歌の歌詞は苦労話や悲恋をテーマにしたものが多いです。そんな演歌の世界を好む人は、本人も義理堅く人情に厚いものです。 何かお願いしたいことがあるなら、演歌の歌詞さながらの苦労話や涙を誘うような話が効果的です。 雰囲気に酔いやすいので、ホロリときてお願い事も引き受けてくれる可能性が高いでしょう。 A カラオケで流行の歌ばかりを歌いたがる人は「おだて」に弱いです。 最新のヒットチャートをチェックしていち早く歌えるようにしているのは、周囲から「すごい」とか「かっこいい」と褒められたいという欲求が強いからです。 誰も引き受けたがらないような幹事の仕事などがあれば、このタイプの人に頼むのが一番です。 「君はリーダーの素質があるから」「人気者だから、君が声をかければ皆が参加する」などとおだてれば、その気になってホイホイと引き受けてくれるはずです。
一杯飲み終わって勘定をするときに「今日は私が・・・」「いや、私が・・・」というのはよく見られる光景です。そんなとき、あくまで割り勘にこだわる人がいるとしらけてしまうことがあります。 ★しかし「割り勘主義」の人は、何もお金にがめついというわけではありません。仕事でも何でも、あまり借りを作りたくないという気持ちの表れなのです。 言い換えれば、人に頼るのが下手な「頑張り屋さん」なのです。 もしかしたら、ひとりで仕事を抱えてあくせくしている状況かもしれません。 「今日は割り勘でいきましょう」と誘って、その分しっかり仕事の愚痴でも聞いてあげると一歩進んだ関係になれそうです。 |
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