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電車の座席が両端から埋まっていく人間の心理


人は、動物と同じように、無意識のなわばりを持っています。心理学ではパーソナル・スペース(自分を取り囲む空間の中で、他人に入り込んでほしくない自分だけの領域)と呼ばれており、これを侵害されると不安になるものです。

そのため、お互いのパーソナルスペースを尊重するため、暗黙のうちに、座る席の順番が決まってしまうのです。ですから、人が無意識に座る席の位置には、パーソナル・スペースを守るという一定の人間の癖があるのです。

どういう心理が働くのかを検証してみましょう。



両端から埋まるのはパーソナル・スペースを確保するため


このパーソナル・スペースを確保するため、電車の座席はなぜ入り口に近い両端から埋まっていくのです。

空いているときの図書館の閲覧室や食堂では、なぜか、自分の席の隣に荷物を置いて間隔をあけて座っているはずです。

また映画館の席はどうして、通路側にふさがっていきます。

普段何気なく選んで座っているように思っていた座席ですが、誰もが同じように行動する心理が働いているのです。


パーソナル・スペースが侵害されると不安になる


見知らぬ同士の席が近いと、なぜ不安になるのか言えば、上記で説明しましたように、人間も含め動物は自分のなわばりを侵すものに不快感を抱くからです。

要するに、人は他人との距離を保つためのパーソナルスペースを侵害されると不安になるのです。

したがって、お互いのパーソナルスペースを尊重するために、暗黙のうちに席を決める癖ができてくるのです。

今一度、電車の空席の埋まり方を観察してみましょう。

ドアが開くと、まず他人のパーソナルスペースを侵さないように、一番距離が離れた端と端の席から埋まっていき、そして次の人はその両端からもっとも離れた真ん中に座りパーソナルスペースを保とうとします。

ところが、混んでくると予想される電車の座席の真ん中に、いきなり席を取る人もいます。

こういう人は例外で、他人のパーソナル・スペースに対して鈍い人か、あるいは侵入されても気に留めない人であると考えられます。





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