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あなたも貧乏ゆすりをしたことはありませんか。 そんなときには、おそらく、次のような場面が多かったはずです。 待ち合わせの時間に相手が現れなかったときや、仕事で難しい難題にぶち当たったとき、病院で診察待ちをしているとき、レストランで注文したメニューがなかなか来ないときなどではないでしょうか。
このことからも分かるように、貧乏ゆすりは不満のはけ口なのです。 座っているとき、たえず膝を細かくゆするのを「貧乏ゆすり」と言いますが、膝をゆすっているところが空腹や寒さに震えている貧者の姿に似ているところから言われているようです。 女性にはあまり見られないようです。これは、女性が男性よりも自分の足を意識することが多いためと言われています。 貧乏ゆすりの特徴は、本人にとっては「無意識のうちにしてしまう」という点で、しようと思って膝を動かすわけではなく、ある条件のとき、無意識のうちに動かしてしまうというものです。 ということは、その人の本心が貧乏ゆすりに隠されていることになります。 ひと言で言ってしまうと、貧乏ゆすりは欲求不満を解消しようとして発生する身体の動きです。 つまり、貧乏ゆすりをしている人は、何らかの不満や苛立ちを感じています。先ほども例を上げたように、仕事が順調に行っていないとか、上司に怒られたときなど、心が乱れたときに起きやすいのです。
このような状況に置かれたときだけ貧乏ゆすりをするなら、まだ安心です。貧乏ゆすりがクセになっている人は、情緒不安や精神不安を抱えている可能性が考えられます。 もし、恋人が頻繁に貧乏ゆすりをするようなら、ふだんの行動をチェックしてみてください。いつもイライラしていて落ち着かず、タバコを立て続けに吸ったり、テレビのチャンネルを頻繁に変えるなどの態度が見られたら、要注意です。 このタイプの男性は気が弱いにもかかわらず、些細なことでキレて、欲求不満を暴力によって発散させる傾向があります。 さらに、見栄っ張りなところもあり、分不相応な生活をして、ますます自分自身を追い詰めるようにもなりかねません。深いつき合いをするには適さない相手と言えるでしょう。 女性が貧乏ゆすりをする男性を嫌悪するのは、「キレやすく暴力を振るう危険な人」ということを本能的に察知しているからかも知れません。
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