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集合写真は人と人との関係がわかりますが、ひとりで写るポートレートでは、その人が自分自身をどのようにとらえているかが読み取れます。 「写真撮ってあげようか」と一声かければ、「うまく撮ってよ」などと積極的にポーズを作る人がいるかと思えば、一方では、「過去を振り向かない性分だから写真はあまり好きでないのよ」などと言って断る人もいますね。 これはおそらく、自分の姿や容貌に自信があるか、ないかで、そういう反応をするのだと思います。 それでは、写真を撮られるときのポーズやしぐさ、癖、あるいは目線などで、その人がどういう心理状態にあるかを検証してみましょう。
まず、重要なポイントとしては、カメラ目線でしっかり目を開いているかどうかでわかります。 @ 目を閉じたり目線を外していたら自信がない カメラから目線を外していたり、あるいは目を閉じている癖のある写真が多い人は、自分の容姿や容貌など外見にちょっと自信がない人です。 A しっかり目を開いていれば、明るく自信がある 何回撮られても、目をしっかり見開いて写っている人は、自分自身に自信を持っており、いろいろなポーズをしたがり、性格的にも明るいでしょう。
いつも自然と笑顔で写る癖のある人は、自分の体形や容姿に自信を持っており、気分もリラックスしており、気持ちに余裕を持っています。 こういう人は、写真を撮られることに喜びさえ感じています。
なかには、いつも少し横を向いたポーズで左右どちらかの横顔を中心に写る癖のある人はいませんか。 いつも同じ横顔を見せている人は、意識的にそうしているのであり、自分の表情がいいほうの顔が写るようにしているのです。ふだんから自分の見え方を意識している人で、周囲の人の思惑や意見を気にする性格です。 参考までに言いますと、人の理性的な顔は右側に出やすく、表情豊かな顔は左側の顔に出やすいので、合コンなどに必要な写真は左顔が写るように撮ると良いでしょうし、真面目な顔に見せたいときには、右側の顔を撮るようにすると良いでしょう。 この違いは、右脳は感情を司り、左脳は理性を司っていることから生じています。
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