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不幸話をする人の心理


不幸自慢の披露は一体、何のためにするものなのでしょうか。
実際に、不幸自慢をしている人の心理を、している本人が一番知っているのかと言えば、そうでもないようです。ですが、もっと深く心の底を覗いていけば、「もっと注目してほしい」「同情がほしい」「褒められたい」「面白い人と思われたい」「寂しい」などの複雑な気持ちが潜んでいるのです。

ここでは、不幸自慢をする人の心の中に潜む心理について検証してみましょう。

不幸話の事例


とあるインターネットの掲示板で、「不幸自慢」を繰り広げる人たちからの会話のなかにこんなのがあります。

「昨日、彼女にふられた。さらに、犬のウンコ踏んだ」
「は? 彼女いない歴=年齢のオレからすれば贅沢としかいえない」
「いや、お前らは外に出てるんだろ? オレなんか引きこもりだし」
「引きこもれる家があるだけマシ。オレなんか・・・」
ネットの掲示板は、顔が見えない者同士の会話です。

事実を書いているとはかぎらないし、匿名だからこそ、話が極端な方向に行きやすいところがあります。


不幸話は自己顕示欲の表れ


しかし、ネットにかぎらず、現実社会でもそうした会話を耳にするものです。そんなことを自慢しても、何の得にもならないのに、どうして人は自分の不幸や貧乏を自慢したがるのでしょうか。

理由として考えられるのは、ひとつには、強い自己顕示欲の表れと見ることができます。

人が自分について語るときには、たとえそれが不幸な話であっても、情けない話であっても、「聞いてほしい、認めて欲しい」という自己顕示欲が働いているものです。


不幸を暴露することで自分に関心を持ってもらいたい


人の関心を自分に集めたい、自分という存在を認めて欲しい、不幸を自ら暴露することで、「おもしろい人と思われたい」、不幸自慢にはそんな欲求が隠されているのです。

そして、ほかの人よりもユニークな存在でありたいという願望が、不幸話を脚色し、おもしろおかしく肉付けしていきます。

「昔はかなりヤンチャでさ、しょっちゅうケンカしてたんだ」などという、目立ちたがり屋の過去の武勇伝は鼻につまものですが、不幸自慢をする人の本性も、これとまったく同じです。

彼らにとって不幸や貧乏ぶりは、一種の武勇伝なのです。





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