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電話のかけ方にも深層心理が出てしまうものです。上司から出先に電話がかかってきたときなどは、よくチェックしておきましょう。
「もしもし、オレだが」のように名前を名乗らなかったり、「例の書類はどこにある?」と、自分の用件だけを言おうとする人には、神経質な性格の人はまずいません。 このタイプは自己顕示欲が強く、派手好きで勝気です。さらに、自己中心的で子どもっぽい性格と考えていいでしょう。また、こちらの都合も考えずに長電話をするのもこのタイプです。
また、さほど急用でもないことをいちいち電話で聞いたり、頻繁に電話するのは、社交的ですが、ちょっと騒がしいところがある人です。躁鬱気質の傾向があり、躁状態で気分がハイになっているため、人と話がしたくなっているとも考えられます。 難しいお願いをするなら、このタイミングがいいでしょう。
電話をかけるのもかけられるのも苦手な人は、非社交的で内気、生真面目、利己的という厄介な性格といえます。 俗世間的なことに無関心で、しかも鋭い観察をして整然と筋の通った意見を出すため、周囲から煙たがられて出世も遅れがちです。しかし、本人はそんなことは気にしません。
普段は口数の少ない人がやけに大きな声で、しかも要件とは関係ないことまでペラペラと話すときは、一般に、心の中に秘密や心配事、不安、恐怖などを抱えている可能性があると思えます。 たとえば、いつもはボソボソと小さな声で要件だけを話す人が、いつになく雄弁になったり多弁になったりするときです。そんなときには、話の区切りがついたときに「今日は、よくしゃべるけど、何か合ったのかい?」と聞いてみるといいでしょう。 人事異動の季節であれば、彼は黙りこくって、しばし沈黙した後、「実は、先日、人事異動があって配置換えになったのだけど、あまり気の進まない部署なので、心配なのです・・・・」などという話が聞けるかもしれません。 このように、人は内に秘めた思いがあるときほど、かえって多弁になる場合があるのです。 また、あなたが泊りがけの出張をしているときにかぎって電話をしてくる上司は、外出できない欲求不満を「電話をかける」という代償行為で満足させていると考えるべきでしょう。 「次の出張は係長にお願いできますか?」などと水を向けてみると、プライドが満たされるはずです。
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