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通話中の様子を見ていますと、ボールペンとメモ帳をもって、熱心に聞いている人がいるかと思えば、電話のコードをいじりながら、話している人もいます。あるいは、電話をしながら別の用事をしている人もいます。 ここでは、いろいろな電話をしているときの癖で、どういう心理や性格が潜んでいるのかを検証してみましょう。
基本的に自分の仕事のスタイルを持っている人であり、いつも紙と鉛筆を手近に用意して必要なことをすぐに書きとどめる習慣ができています。 仕事をさせても、ポイントを押さえて段取りよくできる人で、安心して任せることができます。仕事を離れたつき合いでは、気まじめ過ぎて面白みには欠けるでしょう。 そうではなく、話の内容によって、鉛筆と紙を探す人がいますが、こういう人は仕事をさせても行き当たりばったりで、計画的に仕事を進めることが苦手です。ただ、その場に応じた臨機応変な対応ができる柔軟な発想の持ち主ですが、一方では軽はずみな行動に出ることもあります。
どんな用件の電話がかかってきても、いつもこういう動作をしている人は、ある種の貧乏ゆすりと同じような精神状態におかれています。 つまり何か不満や不安を抱えており、それらが精神ストレスとなっているため、それを解消しようとしている場合です。とくにクレーマーから電話があったときなどには、極端に無意味な動作が増えます。 ときたま無意味な文字や絵を描きながら話しているようなときには、電話に集中していないか、たいした用事のない電話であり、退屈している証拠です。
電話がかかってきても、話しながら、別の仕事の調べ物をしたり、机の上の書類を片付けたりしている人がいますが、かかってきた電話の内容に集中していません。 これらの行為は、相手に見えなくても、雰囲気でわかるものであり、相手に対して失礼であり、配慮が足りません。 注意散漫で、自己中心的なところがあり、仕事にもミスが多いでしょう。
電話で商談がまとまったときなど、思わず「ありがとうございました」という言葉が出ますが、感情がこもっているときには、自然と頭を下げて声を出しているものです。 基本的に、自分の感情が素直に出る真面目な人であり、裏表のあるような駆け引きには弱いです。
指やボールペンで机を叩きながら電話をしている人は、不満や不安を抱えています。さらにこのタイプの人は、怒りっぽいところもありますから、接し方には注意が必要です。
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