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社会人になって仕事でもするようになれば、これまで叱られたことがない人でも、仕事上のミスをすれば、叱られることはよくあります。そのときに叱る人がどういうふうに叱る癖があるかで、その人の性格や心理がわかることがあります。 ここでは、叱り方でどのような本性や心理が潜んでいるのかを検証してみましょう。
ふだんは大人しく物静かな人であるのに、自分の意に染まぬことがあると、急に激怒して怒りを爆発させてしまう性格の人がいますが、深層心理には、真面目で我慢強いところがあるのです。 ただ、自分のキャパシティーを超えてストレスが溜まってしまうと、急に怒りだす本性が出たり、あるいはいつまでもグチや小言が続くこともあります。 もともと欲求不満やストレスの解消ができず、人とのつき合いも下手なため、不満や怒りを内部にため込んで、一気に吐き出してしまうのです。 酒を飲んで怒り上戸になる人も同様です。
同じようなミスをしても、そのときの気分次第で怒りだしたり、あるいは何も言わずに見過ごしたりする人がいませんか。もちろん、男性なら、女性に甘くなるのは仕方ありませんが。 そのときの状況で怒ったり見過ごしたりしているのは、自分の深層心理の中に明確な価値基準がないことと気分屋であることが原因です。気分の良いときには、人生がバラ色に見えており、気分がすぐれないときは、すべてに腹立たしくなっているのです。 こういう人は、なんの悪気もないですが、性格的には感情の起伏が大きく、憎めない一面もあります。
些細なミスでも逃さないで、ミスをした原因をこと細かに説明をしながら、理路整然と責めてくる人がいますが、やや完璧主義者で鷹揚としたところのない性格です。 人を見る目や観察眼は優れているのでしょうが、包容力がないうえ、しつこさが前面に出やすいのです。 反面では、気の弱さもあって、自分の言動が相手に嫌な印象を与えないか気に病む面もあり、叱ったことを後悔していることも。
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