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「あいつは、いつも、でかい面(つら)をしている」などと、男同士のこんな話を聞いたことはありませんか? ときには「でかい面しやがって!」と、けんかになることもあります。 これでおわかりのように、本当の顔が大きいかどうかはともかく、男の大顔は、一兵卒にはいないものです。
「顔が広い」というと、つき合いの範囲が広く、知り合いが多いという意味になりますが、実際、経営者や政治家の大物になると、体に比べて顔が大きいな、と思います。 このタイプは、一見するとかっこよくありません。 「ずんぐりむっくり」という表現がありますが、一緒に歩いていても、女性にとって好かれる顔ではないでしょう。 しかし夫というものは、一緒にいて、かっこいいタイプである必要は、まったくありません。むしろ「ブサイクで、人前に出せませんよ」と、妻が笑って断るくらいのほうが、安定感があるものです。
いまの日本女性は、世界的に見ても「美しい」と思われているだけに、どうしてもバランス上、男性にイケメンタイプを選んでしまうのでしょうが、結婚相手にイケメンを選んでトクなことは、なにひとつないのです。 それこそ、浮気の心配はしなくてなりませんし、金遣いも荒いかもいれません。それに甘えタイプだったら、なんのための結婚か、と腹立たしくなるでしょう。 結婚式のとき「うらやましいわ、イケメン花婿ね」といわれるぐらいがプラスであって、それ以外はマイナスばかりかもしれません。
そんなことより、男には社会的活動を期待し、将来の幸せを求めるほうが、はるかに大切です。その点からすると、顔の大きいタイプを選んだほうが、断然トクです。 それこそあなたの会社の上層部を見れば、この顔の大きさを誇る男たちが、何人もいるのではありませんか? 体に比較して顔が大きく、見栄えが悪そうだったら、とりあえず、よく観察しましょう。髪が多いか、薄毛かなどの見方は、一回外すことです。 実は、この観察眼をもてるようになるのは、女性も30歳、いや35歳を越えてからでしょう。ですから、女性の結婚年齢も遅いほうがうまくいく可能性が高いはずです。 若いうちはどうしても、かっこいい男性を愛しがちです。それが離婚につながっていくのですが、そうだとすれば、35歳以上での初婚のほうが、ムダがありません。 もし、男の見方がわからないという人がいたら、飲み屋かオーナーママに聞いてみるのもいいでしょう。 彼女たちほど、正確に出世コースの男性を見抜ける女性はいません。男性たちの栄枯盛衰を、自分の目で見てきたからです。たぶん、彼女たちも「顔の大きな男は狙い目よ」と、いうに違いありません。 |
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