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座るときの足の癖で性格や深層心理がわかる


猿などの動物がなわばり意識を持っているように、人間も本能的に自分の守備範囲というものを持っています。ちょうど、「ゴルフ13」が背後から近づく人間に対して、本能的に攻撃してしまうようなものです。

心理学では、他人が近寄ってくると不快になる領域を「パーソナル・スペース」などと言っていますが、人によってその領域は違っており、またそのときの状況や場所などによっても違います。

ただ、相対的に人より大きな領域を持とうとしているのか、あるいは小さな領域でも気にしない人かは、イスに座るときのしぐさや癖によっても、ある程度わかります。

★ここでは、座るときの足の癖で、どのような性格や深層心理をしているのかを検証してみましょう。



足の癖@:両手両足を広げて大きく座る


他人が横に座るのも気にかけず、両手を広げて大きく陣取るように座る癖のある人は、それだけ大きな自分のスペースを確保しようとしています。

こういう人は、競争心が強く、自分を人よりも大きく見せようと誇示して虚勢を張っていたいタイプです。

本当に実力のある人は、そういうつまらない態度は取りませんが、実力以上に見せたい人は、小心で臆病な人間で、本質的に自分に自信がないのです。


足の癖A:足を組んでも組み方によって違う


足を組む場合には、リラックスしたような姿勢でゆるく足を組む人と、しっかりと足を組んで緊張しているような姿勢の人がいます。

リラックスして足を組む癖のある人は、ゆったりした気分になっていますので、気を使わずに話ができるでしょう。

一方、足を固く組んで座る癖のある人は、緊張していてその場にいたくないという意思表示でもあり、「早く帰りたい」とか、「あなたとはこれ以上近づきたくない」という気持ちの表れです。習慣的にこのような座り方になっている人は、いつも緊張していて、神経質で小心者です。


足の癖B:足を固く閉じて座る


女性が電車などに乗って座席に座っているときには、ほとんどの人が足を閉じています。

これは女性の小さいときからの習慣が身についたものですが、なかには足を固く閉じて少し身構えているような姿勢を取る人がいますが、これらは不安感があって心理的なバリケードをつくって、自分を守る姿勢です。

ですから、いつも習慣的に固く足を閉じて身を守るような姿勢の癖を持っている人は、いつも不安感があって気分が晴れず、内向的で悪い方面だけに目が向けられているような人です。開放的な明るさがないのです。





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