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考えごとをするとき、眉間を指で押えたり、忘れたことを思い出そうとするとき頭を叩いたりと、日常生活で頭に手をやる機会は多いものです。 実際、人間の行動例を数千例集めて分析・研究したイギリスのデズモンド・モリスによると、人間のボディタッチのなかで、もっとも多いのは頭であり、その割合は、半分以上にのぼるそうです。 モリスの研究によると、頭にどうタッチするかで、その人の性格や心理をある程度見抜くことができるといいます。
これは、失敗したときに見られる動作であり、困惑、自己嫌悪といった心理が潜んでいると見ていいでしょう。
髪をなでるのは、何かを深く考えているときや、心配ごとがあるときに多くなります。とくに、精神が緊張していると、髪の毛に手がいきやすくなります。
会話中は、普通は相手の顔を見て話すため、頭はまっすぐに保たれているものです。それなのに、頭が下がってきたら、それは会話を打ち切りたがっているサインと見ていいでしょう。
おじぎのときの頭の下げ方からも、その人の性格を見抜くことができます。普通は、頭をまっすぐ下げておじぎをしますが、たまに小首を傾げるようにおじぎをする人がいます。 子どもがよくするやり方ですが、これはまだ社会性が乏しく、きちんとしたおじぎができないためです。大人になっても、そうしたおじぎをするのは、精神的に幼稚であることを意味しています。
机の上にひじをつけ、腕をつっかい棒にして頭を支えるポーズがあります。仕事中や喫茶店など、いろんな場面で眼にするポーズで、一見、何かを考えている姿勢にも見えます。 ですが、このポーズは、もっと違う意味も潜んでいるといいます。その姿勢は、抱擁の代償行為であり、手を顔や頭に持ってくることで、誰かに抱擁され、なぐさめられたいという欲求を満たしているといわれています。
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