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相手が自分に対して好意的に思ってくれているのか、それともわずらわしく思っているのかを判断するときには、どこを見ればいいのでしょう。この場合は、頬骨筋が動くので、「口角が上がっているか・下がっているか」という点に注目するといいのです。 口元や唇には、言葉で語る以上に本音や本心が出ているものです。
好意を持っている人物が目の前にいたとしても、相手の気持ちがわからないうちは、なるべく自分の気持ちを隠しておきたくなるのが常です。 そのために意識的に無関心を装ったり、ときには威圧的な態度をとってしまうこともありますが、その唇は、内心のうれしさを隠せずに、口角がキュッと上がってしまいます。 反対に、好ましくない人物と向かい合っているときには、完全に無視したり、不機嫌をあらわにしたりするのは大人気ないので、その場は平穏装ったりもします。 八方美人ぶりを発揮すべく微笑を絶やさない人もいるでしょうが、唇の口角だけは、内心の退屈さを表わすかのように下がったままなのです。 このように、相手が自分を快く思っているかどうかは、意外に簡単に見分けられます。相手の態度が無愛想でも、なかなか言葉を交わせなくても、絶望的になることはありません。 逆に、ちやほやされたりやさしくされたりしたからといって、勘違いするのも早計にすぎます。その口元を見れば、必ず本心がにじみ出ているはずだからです。
また、さらに微妙な変化を見分けることができれば、相手が自分に対して性的な魅力を感じてくれているかどうかも判断できる場合があります。 @ 性的に興奮すると唇は膨張して赤くなる 唇は、性的に興奮したときにだけ、ある反応を示します。膨張して赤くなり、突き出してくるという反応です。要するに、性的に興奮しているときには、まるで性器と同様の反応を示すのです。 ただし、非常に微妙な変化なので、よほどの至近距離で観察できるチャンスがないと、見極めるのは困難かもしれません。 A 恋人同士は唇が引かれ合う しかし、目の前に唇があれば容易です。たとえ会話などしなくても、恋人同士がまるで互いに引かれ合うかのように唇を寄せ合うのは、この変化を察知し、相手が性的に興奮していると確信するからでしょう。 だからといって、まだ親しくもない相手にチェックしようとして近づきすぎると、当然、嫌われます。ピシャッと平手打ちが飛んでくるかもしれません。 また、余談ですが、女性が赤い口紅を塗るのは、自分が性的に興奮しているかのように装い、男の視線を集めるためであるという説もあります。 確かに、真っ赤な口紅を塗った女性は肉感的に見えるし、口紅を塗らない女性は中世的に見えます。
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