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人というものは、見た目の印象と実際とでは「サイズ」が異なることがあります。 たとえば、なんとなく「体が大きな人だな」と思っていた人が、並んでみたら自分と同じくらいの背丈だったり、逆にあまり大柄な印象がなかった人が、実は身長が高かったり、そんなことに気づいた経験はないでしょうか。 これは、心理学的にはパーソナル・スペースという考え方で説明でき、外向的で積極的な人か、あるいは根暗タイプかを見分けることもできます。
パーソナルスペースは、自分の周りの「個人敵領域」という意味で、この領域に他人がはいってくると、不快に感じる空間のことです。その広さは、おもに相手との人間関係によって変わってきます。アメリカの文化人類学者エドワード・ホールによれば、おおむね次のようになるといいます。 ★ 恋人や家族など、ごく親しい間柄・・・45センチ以内 ★ 親しい友人など・・・・45〜120センチ ★ 食玖波の同僚など・・・・120〜360センチ ★ 公共の場で出会う他人・・・・360センチ以上 もちろん、この距離は、民族や世代、あるいは社会的習慣によって異なるし、個人差も大きいです。 @ パーソナル・スペースの広い人は身を縮めるような姿勢になる たとえば、パーソナルスペースが広い人は、他人になるべく近づいてほしくないと思っています。そういう人は、座るときには足を閉じて座ったり、歩くときも心なしか背中を丸めてせかせかと歩くことが多いです。 つまり、自分が小さく縮こまることで、体の周りのパーソナルスペースを広く確保しようとするのです。すると、ほかの人から見ると、見た目の印象が実際よりも小さくなるということです。 A パーソナル・スペースの狭い人は、実際以上に大きく見せる姿勢をとる 逆に、パーソナルスペースが狭い人は、他人に気安く近づき、握手を求めたり、方を叩いたりします。そういう人は、実際以上に大きく見えます。 もしも、合コンで、目の前の男性が脚を固く閉じていたり、女性が方をすぼめていたりしたら、その人は、人とつき合うことをあまり好まない、いわゆる「根暗タイプ」の可能性が高いといえます。 もしかしたら、無理やりさそわれた人数あわせ要因かもしれません。
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