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ピアスをたくさん開けている人をよく見かけるようになりましたが、その心理を知っていますか。 最近では、ピアスをファッションやおしゃれの一つとして開けている人もおり、心理的な作用というのは、あまりないのかもしれません。 ですが、ピアスを開けすぎる人のなかには、舌ピアス、へそピアスなど、さまざまな体の部位に、嫌と言うほど開けている人がいますが、これなどは明らかに心理的な働きがあるはずです。 ★ここでは、ピアスを開ける心理についてご紹介しましょう。
★ピアスに穴を開けるというのは、自己表現、自己演出という心理があり、早く言えば、人よりも目立ちたいという気持ちがかなり強いと言えます。 なぜなら、ただのおしゃれとして目立ちたいのなら、イヤリングでもマグネットタイプのピアスもあり、わざわざタトゥーのように体に傷をつけたり、穴を開ける必要もないはずです。 それだけに、あえてピアスを開けるのは自己表現のひとつで、周囲の人の視線を集めたい願望が隠されています。 ピアスをつけると、よく目立つのは間違いなく、派手なものやピアスの数をたくさんつけているほど、自己顕示欲も大きいと言えるでしょう。
★最近では、ピアスはふつうのおしゃれ感覚でするようになり、友だちや仲間がしていれば、周囲に刺激されて、「自分もしてみようかな」という気になったりします。 今では、アクセサリーショップでもイヤリングよりもピアスのほうが種類が豊富にあるように、周りの人がしていたら、自分だけが取り残されているような気分になって、ピアスをするようになったという人もいます。 今では、ピアスをしていないほうが目立つ時代で、周囲から影響を受けやすい人は、さほど大きな理由がなくても真似したくなるもので、深い意図はないこともあります。
★ピアスを開けたいと思う人の中には、心の内に何か不満があっても、心配ごとがあっても、内向的で発散できないため、それを隠すために、ピアスをつけて自信をつけたいという人もいます。 ピアスを開ける心理は、恋愛でも仕事でも周囲にアピールしたいことがあるためで、とくに自信がない人はピアスで自信回復することがあります。 つまり、女性が化粧で自信をつけるように、ピアスにも同様の効果があり、自信がつくことがあるのです。
★ピアスを開けることは、一度開けたら元には戻らないという意味では、大きな勇気を必要です。それだけに、ピアスを開けるときには、「自分を変えてやる!」とか「今から自分の人生を変えるぞ!」という強い決意をしているものです。 昔からピアスは「風穴を開ける」と意味で使われてきたそうですが、自分自身の体に風穴を開けることで、「心機一転、今までとは違う人生を歩みたい」という気持ちの表れなのです。 ですから、恋人がピアスを開けたときには、何か、恋愛でも仕事でも、新しい風を入れたいのかもしれませんので、しっかり観察しておきましょう。
★ピアスを開けるときには、自信を取り戻し、新しい人生に再出発したいという気持ちのことが多く、「ピアスを開けることでまた転機が訪れるのでは」と思うことが心の拠りどころとなって依存症・中毒症になることがあります。 ピアスを開けている人を見ると、最初は一つであったものが、会うたびに増えているケースが多くなる傾向がありますが、何か人生に刺激を求めたいという気持ちから、だんだんと風穴が増えていくのでしょう。 要するに、自力で物事を解決するよりも、何かに頼って助けてもらいたいという心理が潜んでいますので、ピアスをしている人は注意しましょう。
★ピアスを開ける人は、基本的に現状を打破して、自分の思い通りに自由に生きたいという心理が潜んでいますから、社会に対する反骨精神も旺盛です。 この反骨精神は、社会に対する不満、職場に対する不満、人間関係に対する不満など、そういう種々の不平不満が引き金になっていますので、堂々と主張はできないにしても、社会的正義心は強いものを持っています。 テレビなどを見ていても、ロック歌手の人にピアスをしている人が多いですが、もともとロック歌手を志すは、反骨精神が強く、自由を愛し、戦争に反対する人が多いせいかもしれません。
★最近では、ピアスはおしゃれのアイテムの一つと考えられるようになってきたため、ピアスを開けることの意味はそれほどなく、ファッション感覚でつけるというのが動機のようです。 こういうファッションの一つだと思っている人は、ピアスに依存することがないため、風穴を次々と開けていくようなことはなく、服装とピアスをうまくコーディネイトしています。 ファッションを理由としている人は、おしゃれで格好いいピアスが100円ショップでもたくさん売られていますので、ピアスを開けすぎないように注意しながら、キラリと光るものでおしゃれを楽しみましょう。
自傷行為は自らを死なない程度に傷つける行為です。 その多くは、10代〜20代に見られ、自傷行為はやめたくてもなかなかやめられないという精神的な病です。 ピアスを開ける行為でも、一つや二つは別に問題はありませんが、周囲から見ていて「ここまでするか」と言うぐらい開けすぎる人がいますが、精神科の病院では、明らかに自傷行為と判断されるでしょう。 自傷行為の心理でピアスを開ける人は、その行為そのものがストレス発散になっていますが、一つ間違えば依存症や中毒症になる可能性も秘めています。 自分でピアスの数が増えてきたら注意しましょう。
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