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女性でも男性でも異性を好きになると、その気持ちを伝えたいために、高価なプレゼントプレゼントを贈ってしまいがちになります。しかし、それは愚の骨頂で、恋愛に破局をもたらすかもしれず、愛を深めるには逆効果なのです。 女性から男性への高価なプレゼントをすることは滅多にないと思いますが、もしそんな気分になったとしても絶対やめておきましょう。
相手に最も好意をもたせるプレゼントの方法があります。それはもらったものと同じ価値のものを贈ることです。これからかけ離れた行動をとればとるほど、二人の気持ちにズレが生じます。 好きな人にプレゼントをするとき、私たちは「こんなに好きなんです!」という気持ちを表したいために、どうしても高価なものを選びがちです。 彼に高価なプレゼントを贈ったあなたは満足な気分でしょうが、それは「自己満足」以外の何ものでもありません。相手に好意を示せば、相手もそれに見合った好意を投げ返してくれるという心理法則があります。「好意の返報性」といい、それはプレゼントにも働きます。 高価なプレゼントをもらった彼は、同じ価値のプレゼントを用意しなければならないと考え、プレッシャーを感じてしまうのです。
「気にしないで。見返りは期待していないから」と言えば、プレッシャーにならないだろうと考える人もいるかもしれませんが、これは実験によって、誤りだということが分かっています。 被験者に換金可能なチップを渡してゲームをやってもらい、途中で追加のチップとメモの入った封筒を渡します。 メモは @ 利息をつけて返してほしい(高義務条件) A 同じ枚数のチップを返してほしい(同一義務条件) B 返す必要はない(低義務条件) の3種類です。 その中で被験者が最も好意的に感じたのは、Aの同一義務条件で、Bの低義務条件は、@の高義務条件と同様に極端に評価が低くなったそうです。 無償のプレゼントは相手に「何か下心があるに違いない」という警戒心を抱かせさてしまうのです。
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